8月6日
朝、あるネット記事を見つけました。
日米のアーティストが広島の原爆資料館(広島平和記念資料館)の館内や被爆資料をバーチャル化して、オンライン上で誰でも見学できるプロジェクトを手掛けたのです。
プロジェクト名は「FUTURE MEMORY」。中心となったのは東京在住のアーティスト藤元明さん(44)と、米ニューヨーク在住のキャノン・ハーシーさん(43)。
FUTURE MEMORYは日米のアーティストAkira Fujimoto / Cannon Herseyが中心となって行うアートプロジェクトであり、考現学、ジャーナリズム、メディア論、写真論、多義に渡る横断的行為である。記憶の込められた遺物をモチーフに「現実を超えた静物画」というアート作品として提案する。
戦争や災害などの大いなる喪失の記憶は、時代の移行と共に解像度が下がってしまう。我々は時に歴史を遠ざけることで進歩してきた。しかし過去は存在し続け、一方で各時代の新たな担い手によって何度も読みかえられながら記憶は継承される。FUTURE MEMORYは現代の記録技術の組合せによって、薄れゆく歴史の証拠を多次元的に高解像度で記録し、世界に共有することで、記憶の未来を創る試みである。
出典元:1future.jp
原爆資料館の3D映像化は昨年から取り組まれていたようですが、今年はコロナで国内外での移動ができない為、すごくタイミングが良かったというか。
しかも、無料で閲覧できるのは本当に有難い。(※2020年8月末までの限定公開)
海外在住の日本人の子供さんの学習用としても良いのではないか思います。
思わず目を伏せたくなるような悲惨な展示写真もあります。
下のリンクから飛び、"3D PORTRAIT OF A MUSEUM"を選択。
Google Mapのストリートビューのように閲覧できますので、ぜひ。
広島平和記念資料館のウェブサイトでも、写真で展示物の紹介をしています。