きままにバンコク

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タイ・バンコクで子宮卵管造影検査を受けた話

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子宮卵管造影検査は、妊活や不妊治療の経験があったり、調べた事がある方はご存知の検査だと思います。

 

6月の事ですが、卵管水腫の疑いが見つかった為、ドクターに言われてこの検査を受けました。

私自身、ネット上の先人の方々の体験談を参考にさせてもらったので、私もブログに記録したいと思います。

(ブログを分けようかと迷いましたが、”タイの”病院での経験なので、”タイ/バンコク”のカテゴリーに外れている訳でもないので、ここに載せたいと思います。)

 

詳細に書いてる部分もあるので、苦手な方やご興味ない方はスルーして頂ければと思います🙇🏻‍♀️

 

さて本題ですが、

バンコクでは子宮卵管造影検査ができる病院が限られているようですが、私は普段お世話になっているバンコク病院で受ける事にしました。

総合病院なら検査可能なようですが、ネットで体験談を検索するとバンコク病院で受けた方が多い印象でした。

(サミティベ・バムルン・バンコク病院で実際に受けた方の体験談ブログがそれぞれネット上で見つかったので、とても参考になりました!本当に感謝です!)

 

※以下、子宮卵管造影検査(Hystero Salpingogram)のことを"HSG"と記載します。

 

※ここに記載している事は、2021年6月時点の情報となります。

 

検査予約の流れ

 

医師との面談 ⇒ HSG 

※基本的に通院2回

  

HSGを受ける前に医師との面談が必要なので、生理がきたらなるべく早めに面談の予約を取った方が良いと言われました(面談日は生理7日目位までに)。

私は病院との仲介をしてくれる業者を通して診察の予約をとってもらいましたが、バンコク病院に日本語窓口がありますし、直接電話をしても予約できるかと思います。

 

検査日については、生理周期によりますが、生理10日目位(排卵までにHSGを受ける必要があるようです(排卵した状態でHSGを受けてしまうと、卵子が逆流してしまうため)。

私の場合、医師との面談中にレントゲン室の空きを確認して、2日後に検査となりました。なので、合計2回の通院となりました。

 

余談ですが、面談中に医師から「空きがあればこのまま検査したいですか?」と聞かれましたが、レントゲン室が空いておらず検査は後日となりました。もしかしたら問診で問題が無く、かつレントゲン室が空いていて希望すれば、通院は1回で済むのかもしれません。

 

【余談】事前の血液検査は不要?

実は数年前に日本でHSGを受けたいと思ってクリニックに行ったことがあります。その際に『血液検査など順を追ってからでないとHSGを受けられない』と言われました(クリニックの方針によるのかもしれませんが)。

タイでも同様だと思っていたのですが、バンコク病院ではHSG前に血液検査を要求されることはありませんでした。

 

 

 

話を戻して、、日本のクリニックに行った当時は、血液検査で甲状腺刺激ホルモン(TSH)の異常値が見つかった為、HSGを受けることはできませんでした。

(その後、甲状腺疾患の専門病院を紹介されましたが、仕事が忙しくなっていたので治療や通院は一切行わず)

バンコク病院での面談時にその事を伝えましたが、特に血液検査は必須ではないとの事でした。(ただこれは、直近に受けた健康診断時の血液検査でTSHが正常値だったため省略された可能性もあります)

 

ちなみに、なぜ日本では検査を断られたかというと、検査に使われる造影剤にヨード(ヨウ素)が含まれており甲状腺疾患(橋本病、バセドウ病など)の人に造影剤を使用するとヨード過剰摂取となり甲状腺疾患の症状が悪化するためです。

 

 

医師との面談(通院1回目)

※前日に病院からリコンファームの着信あり。

 

3階のFertility Centerにて。

 

生理周期などの問診を受けました。

※アレルギー持ちの方は、この時に医師にお伝えした方が良いかと思います。

 

検査前にブスコパン2錠を服用するように言われて、この日に処方してもらいました(予備含めて6錠)。

食事、服装などの注意事項は特に何も言われませんでした。

 

ちなみに、使用する造影剤は水溶性と確認しました。

 

担当してくださったドクター

特に指名は出していなかったんですが、かの有名なソンブン先生が診てくださいました。

 

ソンブン先生は、名門マヒドン大学医学部で教授、タイの産婦人科会の会長を務めるなど権威ある先生のようで、なんと大阪大学医学部を卒業して日本の医師免許も持っていらっしゃいます。

↓ 先生の経歴などの詳細はこちら。

 

久しぶりに直接日本語で診察してもらえたのは安心感がありました。

ちなみに、ご高齢のためか現在は不妊治療メインで従事していらっしゃるような事を聞きました。

 

 

後述にて費用明細を公開していますが、輝かしい経歴の先生なのでドクターfeeが激高なんじゃないか と会計時まで震え上がっていたんですが、かなり良心的で安心しました(笑) 

バンコクの私立病院では、ドクターによってドクターfeeの金額が異なります。

 

子宮卵管造影検査(通院2回目)

『12:30 Fertility Centerにて受付 ⇒ 13:00 HSG』というスケジュールでした。

 

受付時間より早めに病院に着き、事前に処方されていたブスコパン2錠を服用。

 

通訳さん(電話越し)を通して看護師さんからアレルギーの問診、同意書にサイン。

(バムルンでHSG受けた方は事前にアレルギー検査を受けたと聞いていたので、アレルギー検査がないのが少し不安に思っていました。いくつかのアレルギー持ちなので、お伝えしましたが問題なかったようです。シーフードアレルギーの有無を聞かれました。) 

 

1階のレントゲン室へ案内されて、検査着にお着替え。

 

予定より30分過ぎて検査技師の方に説明を受けます(電話にて日本語通訳)。

「検査は20分ほど。生理痛のような痛みがあります…」と言われて、「痛みに弱いので痛くしないで欲しい」旨を通訳さん通してお願いしました(;^ω^)

 

レントゲン室はかなり広くて、ベッドの脇に検査で使用する器具が色々と用意されてあったので見ないように努めました。

ショーツを脱ぐように言われて、ベッドに仰向け。

(検査着に着替える際に「ショーツのみ履いてOK」と言われていました。レントゲン室には置き場というか、隠すような場所がなくテーブルにショーツを置くことになりました。気になる方はポーチなど持参しても良いかと思います。)

 

 

しばらくして、面談したソンブン先生ではなく、女医さんが来られました。

英語で挨拶をして、緊張していて怖い旨を伝えたら、明るく「Relax~Relax~^^」と返されました。

 

ドクターが「First, I'm inserting this one^^」と、金属製カテーテルを見せてきて(親切心は有難いが見たくなかったw)、挿入しようとするんですが体が強張っちゃって上手く入らず。。

まるで出産シーンのような「Deeeeep breaaaaath~ Inhaaaaale~ Exhaaaaale~(深呼吸して~吸って~吐いて~)」と言われる大袈裟な光景を少し挟みましたが(笑)、痛かったのはこのカテーテル挿入時だけでした。

 

検査前に服用したブスコパンが効いていたのか、造影剤を流し込んだ時に下腹部が圧迫される感じはありましたが痛みという程までじゃなかったかな。恐らく、卵管が閉塞していたりすると痛みを感じるのかもしれません。

 

造影剤を注入した後、体を横に向けたり、仰向けになったりするのかな?と思っていたんですが(日本のクリニックでの体験談を見ていたので)、ずっと仰向けの状態でレントゲン板が上下左右に動いてくれて、終了。

 

造影剤(無色透明)が流れ出るので、ナプキンを頂きました。

ちなみに、出血はなし。

 

私は余裕がなかったので施術中に所見を聞けませんでした。

 

医師からの結果報告

またFertility Centerに戻って、ソンブン先生と面談。

 

検査結果は…

マイルドな卵管水腫のような疑わしきものはあるものの、両卵管ともに通っているし特に問題はない。卵管水腫かどうか判断するにはさらに精密検査が必要だが、生理痛が酷い(鎮痛薬服用で治るレベル)以外の症状がないならこれにて終了でOKとの事でした。

 

ネット上でHSGの体験談を見ると、日本では検査後に抗生剤を処方された方が多いようなんですが、『バンコク病院(又はタイの病院)の場合は』なのか、『ケースバイケースなのか』は分かりませんが、私の場合は抗生剤の処方はありませんでした。

 

ちなみに、HSGを受けた周期に妊活をしても問題ないとの事でした。

 

検査後の症状

その日の20時頃〜翌日にかけて、生理中に感じる軽めの腰痛、腰がだるい感覚はありましたが、思っていた以上に体調は良い方でした。

 

かかった費用

事前に契約している医療保険でカバー可能か問合せましたが、私の場合は不可でした。

 

※2021年6月末時点の費用です。

医師との面談日(1回目)の費用

計1,405.20バーツ

--------------------

[内訳] ブスコパン6錠 55.20バーツ

     ナースfee 150バーツ ←体温・血圧・体重測定しかやってもらってないけどw

     その他 400バーツ ←何これ❓

          ドクターfee 800バーツ

 

卵管造影検査日(2回目)の費用

計6,850バーツ

--------------------

[内訳]  検査代 6,100バーツ 

           ドクターfee 750バーツ

 

通院2回の合計は、8,255.20バーツ(≒¥28,893.20)。

※換算レート:1バーツ=3.5円。

 

 

HSGは不妊治療の一環で受ける方が多いと思いますが、日本では5,000円程(保険適用?)で受けられるみたいですね。

不妊治療の費用に関しては、タイで受けると病院によりますが日本の2~3倍かかるそうです(しかも、年々値上がり傾向)。

 

以上、タイ・バンコクでのHSG体験談でした。

 

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