きままにバンコク

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バンコクで出産しました(1)

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タイトル通り、タイ・バンコクで出産しました。

 

妊娠してからブログから遠退いてしまい、産後も家事と育児の合間に記事を書き始めるもなかなか仕上がらず…気付けば1年経ってしまいました😓

 

長くなりそうなので3記事ぐらいに分けようと思います。

本記事ではバンコクでの出産を決めた理由や病院・担当ドクターについて書いていきます。

出産レポートや出産に係った費用についてはまた後日。

 

私の出産時期はまだコロナ禍だったので、現在とは事情が変わっている点もあるかと思いますが、どなたかの参考になれば幸いです😊

 

 

 

 

日本ではなくバンコクでの出産を選んだ理由

私の周りで見聞きした限りでは、日本での里帰り出産を選択する人、バンコクでの出産を選択する人、割合で言うと“半々”な気がします。

私の場合は日本の実家に里帰りして産む選択肢もあったので、どちらを選択するかとても迷いましたが、最終的には『産後すぐから夫婦で育児をする』を叶える為に、バンコクでの出産を選びました。

結果論ですが、バンコクで信頼できる先生に巡り合い妊娠中に大きなトラブルもなく無事に出産できたこともあって、『私はバンコクで出産できて良かった』と思っていますが、日本で産む、バンコクで産む、私が思うそれぞれの良い面+思う事を載せてみます。

 

抱えている事情は人それぞれ異なると思いますし、以下に記載している事はあくまでも個人的な意見として参考程度に見ていただければと思います。迷われている方のヒントになりますように。

 

バンコクで産む場合の良い面

  1. 家から病院が近い
  2. 夫の立ち合い出産が可能、産後すぐから夫と一緒に育児ができる
  3. 食料や日用品をはじめ何でもデリバリーし易い
  4. 交通費が安いからタクシーなどで移動し易い(足がある)
  5. 家に気を遣う人がいない(実家に滞在する事と比較して)
  6. お手伝いさんを雇い易い
  7. 妊婦健診代や出産費用に関しては夫の会社からの補助がある
  8. 出生前診断の費用が日本より安い

上記各項目についてコメントを付け加えていきます。

 

1 家から病院が近い

個人的な事情ですが、日本で実家から通院する事と比較すると、バンコクの方が病院が近くて通院し易かったです。

ただ、徒歩通院は難しくいつもタクシー等で通院していたので、産気づいた時に通勤ラッシュなどで渋滞が酷かったらどうしようという心配はありました。

 

2 夫の立ち合い出産が可能、産後すぐから夫と一緒に育児ができる

日本での出産を本気で考えていた時期もありましたが、夫の希望もあり、バンコクでの出産を選んだ一番の理由です。

 

3 食料や日用品をはじめ何でもデリバリーし易い

大抵の物はデリバリーできちゃうバンコク。デリバリー代が安いので、買い物に行かなくても野菜、日用品、弁当などデリバリーし易いのはかなり助かりました。

→当時のコロナ禍では日系飲食店で精肉や野菜のデリバリーができていましたが、コロナが明けて現在はやめてしまったお店(肉匠、TEPPEN)もあり選択肢が少なくなった気がします。


4 タクシーなどで移動し易い(足がある)

個人的な事情ですが、日本の実家に車がないので、病院へは電車かタクシーを使わないといけません。そのため、タクシー代が安いバンコクの方が楽で移動し易かったです。


5 家に気を遣う人がいない(実家に滞在する事と比較して)

親とは仲は良いのですが、それでも長期間居候をさせてもらうとなると気は遣うので、バンコクの自宅にいる方が気楽に過ごせました。


6 お手伝いさん(アヤさん)を雇い易い

母親にヘルプに来てもらいたかったのですが、出産した時期がまだコロナ禍で、日本→タイ入国時の水際対策がネックでした。母親の来泰は諦め、お手伝いさんを雇いましたが本当に色々と助けてもらいお世話になりました。日本より人件費が安いので、雇っているご家庭も多いですよね。

私が産後うつにならなかったのはお手伝いさんのおかげだと思っています。これについてはまた別記事に書きたいと思います。

 

7 妊婦健診代や出産費用に関しては会社からの補助がある

駐在員だと加入している医療保険が妊婦健診・出産費用をカバーしている、もしくは(保険でカバーされていない場合は)会社が全額/一部を補助してくれる場合もあるかと思います。

サミティべ等の私立病院は医療費が高いので、会社からの補助が出なかったら日本での里帰り出産を選んでました。

 

【余談】ハイリスク妊婦や早産*になった場合、出産パッケージ料金が適用外となり出産費用が高額になるそうです(サミティべの場合)。

*ハイリスク妊婦=多胎児、妊娠高血圧、妊娠糖尿病など、早産=正期産(妊娠37週以降)以外で出産した方

過去に早産で赤ちゃんがNICUに入ることになり200万円超えの請求がきたケースもあったようなので、会社から補助が出る場合はそのようなケースでもカバーしてもらえるのか事前に確認しておいた方が安心かなと思います(立て替え払いの場合は、退院日に支払うのでその辺も注意です)。

 

8 出生前診断の費用が日本より安い

日本だと20万円台で提供している病院をいくつか見かけましたが(当時の私調べ)、サミティべだともう少し安いんですよね(種類がいくつかあります)。

具体的な金額は忘れてしまったので後日調べて別記事で書きます。

 

 

 

日本で産む場合(里帰り出産)の良い面

  1. 産前産後の自治体などのサービスが手厚い
  2. 母国語(日本語)でプロ(産科医、助産師)に相談できる
  3. 親に頼れる
  4. ご飯が安くて美味しいし便利
  5. 子育てに便利なグッズが豊富
  6. 産科医療補償制度がある 
  7. 産後の骨盤矯正がすぐにできる(信頼できる先生がいる)
  8. 空気、水道水が綺麗

上記各項目についてコメントを付け加えていきます。

 

1 産前産後の自治体などのサービスが手厚い

産前産後のサービス内容は自治体によるかと思いますが、助産師さんに相談できる環境、親子教室や児童館があるのは良いなぁと思います。

ちなみにバンコクでは、タイ日本人会のすくすく会が提供している助産師さんへのおっぱい相談や親子交流会などがあります(有料)。

※タイには助産師という職業がなく、おっぱいの相談は病院の母乳外来へ行くのが一般的なようです。2023年6月時点ですくすく会のおっぱい相談は日本人助産師の方が本帰国されるので今後の開催は未定のようです。

 


2 母語(日本語)でプロ(産科医、助産師など)に相談できる

バンコクで日本語通訳さんを介してドクターとやり取りする場合、たまに『私の言葉の意図がドクターにちゃんと伝わってないんじゃ?』と感じる事があります。通訳サービスがあるのはほんと有難いんですが、正直人によってレベルのバラつきを感じます…

実は妊娠安定期に一時帰国をして日本の産婦人科でも診てもらった事があります。その時に感じた“母語で質問ができて回答がくる”、“直接コミュニケーションが取れる”安心感たるや…しかもかなり丁寧にエコーで診て細かく説明してくれて、さらにドクターとは別に助産師さんにも骨盤ベルトの付け方なんかも相談できて、、”やっぱり面倒見が良いなぁ、安心できるなぁ日本✨“と感動しました。

 

少し話が逸れるのですが、国が変われば育児のやり方・治療法なども異なります。

初産の場合は特に、母乳/粉ミルク/混合育児について、また産前産後の身体の事などで分からない事、不安や悩みが出てくるかと思います。私も産後に続々と不安や悩み事が出てきて主治医・母乳外来・入院中のナーサリーの方に相談したことがありましたが、日本の育児本や助産師youtuberの方から得た情報・やり方との違いに戸惑ったこともありました。

ちなみにサミティべで出産する場合、出産パッケージに『高槻病院の助産師さんにオンライン相談ができる』特典が入っています。私の時は”産後4ヶ月まで“しか利用できなかったのですが、現在はどうなんでしょう?


3 親に頼れる

旦那さんの家事スキルや仕事が激務(ワンオペになる)などの関係で、実家に頼る方がお母さんのニーズに合う場合もありますよね。私も産後数ヶ月後に母親に来泰してもらった際は、神降臨かと思うぐらい快適でした😂(夫の名誉のためにも追記すると、家事育児も積極的にやってくれていました。が、家事ベテランで育児経験のある母親はそれを上回るぐらいスーパーマンでした😂)


4 ご飯が安くて美味しいし便利

スーパーやコンビニに行けば栄養バランスの整った美味しいお惣菜が手に入るのは最強ですよね。

バンコクにもフジスーパーやドンキにお惣菜、日系飲食店に和食のお弁当などありますが、種類が限られてるし、日本での価格と比べると高いです。


5 子育てに便利なグッズが豊富

私は妊娠中に一時帰国して先を見越して色々と買い溜めてバンコクに持ち帰りましたが、産後に『これ要らなかったなー』、『あれ欲しいなー』というのがありました。

日本には"かゆいところに手が届く商品"がたくさんあるので、成長を見ながら都度必要な物を調達できるのは良い点ですよね。

バンコクでもリッチェルやピジョン、海外メーカーのグッズも見かけますが、日本の方が便利なものや種類が多いと思います。


6 産科医療補償制度がある 

詳細は下記URLをご覧ください。

 

7 産後の骨盤矯正がすぐにできる(信頼できる先生がいる)

バンコクに引っ越す前は定期的に骨盤矯正をしてもらっていました。バンコクでも2ヶ所で骨盤矯正をしてもらった事があるのですがちょっとしっくりこなくて。

産後、何もせずに放置していたのですが…半年ぐらい経って、子どもの抱っこ要求が激しくなり常に抱っこしているせいで腰痛が出始めました。ちょうど一時帰国をしていたので、体を診てもらうと歪みがかなり酷かったようです。治療して今ではすっかり腰痛はなくなりましたが、出産時に骨盤が大きく動くようですし、産後の骨盤矯正は早めにしておいた方が良いなと思いました(個人的な意見です)。


8 空気、水道水が綺麗

乾季(10〜3月)の大気汚染問題や、赤ちゃんの肌に水道水が合うのかどうかすごく心配でした。幸い大きなトラブルはありませんでしたが、蛇口を撚れば飲めるクオリティの水、澄んだ空気の日本は最高な環境ですよね。

 

【余談】タイは帝王切開で産む人が多い?

妊娠前からよく聞いていたのは、「タイでは帝王切開で産む人が多い」という事。

患者さんの希望があれば帝王切開を選択できるかと思います(担当医によるのかも?)。私も最初の妊婦健診で主治医から希望を聞かれました。

日本人は経膣分娩を希望する人が多いけれど、タイ人は『長時間痛みを伴うのが嫌』だったり、特に華僑の方は『風水などで占った縁起の良い数字の日時に合わせて産みたい』っていう理由で帝王切開を選ぶ人も多いようです。

 

 

 

病院、主治医選び

病院選びに関してはあまり深く考えず、友人や日本人が多く通院しているサミティべを選びました。

 

サミティべでは基本的に何も言わない限りずっと同じドクターが妊婦健診〜出産を担当する事になります。

もしドクターと相性が良くないと感じた場合には日本人窓口で相談したり、担当ドクターの変更もし易いようです。

 

日本人を多く担当してると言われるドクターはサミティべだと、プラピー先生、サンキアット先生、ブンシリ先生でしょうか。

(サミティべのHP上で医師の経歴等を見ることが可能です→

https://samitivej-jp.com/sukhumvit/doctor)

 

ドクターの希望があれば指名も可能です。

例えば、“Doctor fee”が安いドクター、毎回エコー希望、計画分娩希望などがあれば、事前に日本人窓口で相談してみても良いかもしれません。

【補足1】Doctor feeはドクターに診てもらう際に毎回請求される代金で、ドクターによって金額が異なります。

【補足2】海外では毎回エコーしないの所も多いようで、ドクターがエコーの機械を持っておらず毎回エコーしない人もいらっしゃいます。

 

私は特に希望を出しませんでしたが、初診から出産後の経過健診までシリトーン先生に診てもらいました。

シリトーン先生はお母さんのような温厚さがありいつもニコニコしていて、信頼できるとても良い先生でした。日本人にも慣れているようで、心拍が確認できた時は日本語で「おめでとうございます」と言ってくれたり、エコー時の赤ちゃんの体の説明の際に『あたま』等、一部日本語で説明してくれました。

ちなみに友人の主治医(別のドクター)も同様に簡単な日本語は話していたと言っていました。

 

先生とは基本的に日本語通訳さんを通してやりとりしていましたが、たまに日本語通訳さん待ちが長〜〜〜い時があるんですよね。そんな時は直接英語でやり取りした事もあったのですが、ゆっくりと専門用語をなるべく使わず分かりやすい英語を話してくれたのも個人的にはよかったです。

回し者みたいですが、オススメなので先生の紹介ページを貼っておきます。今はYoutube上にも紹介動画を出しているんですね😂

 

 

 

 

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