こんにちは。
今までは王道の三大寺院や観光地として有名な寺院しか訪問していなかった私ですが、タイへ移住して1年経った現在、徐々にタイの寺院に興味が沸いてきました。
そして最近、旧市街をぶらぶらするのが好きなんですが、プミポン前国王ゆかりの王室寺院を参拝してきました。
その寺院のことと併せて、王室寺院の格付けについても知ったのでそれについても最初に少し触れたいと思います。
王室寺院の格付けについて
タイの寺院には王室寺院というものがあり、それぞれ格付けされている事を知りました。
王室寺院とは王室のメンバーが建てた寺院(第一級)、王室のメンバーに寄進するために建てられた寺院(第二級)、および一般人の建てた寺院で、王室の認定を受けた寺院(第三級)のことである。
さらに、
王室寺院にリストアップされた寺院は上位から順に以下のごとく格付けされている。
- 第1級ラーチャウォーラマハーウィハーン
- 第1級ラーチャウォーラウィハーン
- 第1級ウォーラマハーウィハーン
- 第2級ラーチャウォーラマハーウィハーン
- 第2級ラーチャウォーラウィハーン
- 第2級ウォーラマハーウィハーン
- 第2級ウォーラウィハーン
- 第3級ラーチャウォーラウィハーン
- 第3級ウォーラウィハーン
- 第3級(称号なし)
なお、有名なワット・プラケーオは王室専用の寺院であり、これらの格付けには含まれていない。
最高位の第1級ラーチャウォーラマハーウィハーンはタイ全土に6寺院のみ。
私はその内の3寺院には訪問したことがあるので、残りの3寺院を在タイ中に制覇したいなぁと思っています。Yindeedさんの下記事が参考になりました^^
タイで最高位の第一級王室寺院全6選! | YINDEED MAGAZINE
ワット ボウォンニウェート
第一級ラーチャウォーラウィハーンに属すこの王室寺院は、1826年、ラマ3世の副王の命により建立されました。
戒律を厳格に守ることで知られるタマユットニカーイ(タマユット派)の総本山で、王族の信者も多く、プミポン前国王(ラマ9世)はこの寺院で15日間の出家修行をされました。
ちなみに、ワチラロンコン現国王(ラマ10世)もここで同期間の出家修行をされています。
外壁はシンプルな白を基調としたもので、お堂の入り口周りに装飾が施されています。
お堂内です。
平日午前中にも関わらず、信者の方が多数いらっしゃいました。
金色の仏像が2体ありますね。
この寺院にはラマ6世とラマ9世のご遺灰(ご遺骨?)が安置されていて、恐らく手前の仏像の台座部分に安置されていると言われています。
ちなみに、ラマ9世ことプミポン前国王のご遺骨・ご遺灰は3ヵ所に分納・安置されていて、場所はチャクリー・マハー・プラサート宮殿(王宮内)、このワット ボウォンニウェート、後述のワット ラーチャボピットです。
お堂に隣接している仏塔。
このような仏塔はパゴダやチェディと呼ばれてますが、この2つの単語の違いはあるのかな…?ネットで調べてもあまり出てこない…(独り言です^^;)
中国ぽい像を両脇に置いた階段の注意書きに「Take off your shoes」って書いてあったので靴下履いたままで数歩歩いたんですが、炎天下の階段とそれに続く回廊はとんでもなく熱くて、周るのを断念しました。
この時、周囲に誰もいなかったんですが、みんな本当に靴脱いでるんかな?(;^ω^)
多面像も。
所在地:248 Phra Sumen Rd, Wat Bowon Niwet, Phra Nakhon, Bangkok 10200
248 ถนน พระสุเมรุ แขวง วัดบวรนิเวศ เขตพระนคร กรุงเทพมหานคร 10200
拝観時間:毎日6:00~18:00 (※地球の歩き方'19~'20から引用)
拝観料:無料
この寺院の近くにあるお店
ワット ラーチャボピット
正式名称は、ワット ラーチャボピットサティットマハーシマーラーム ラチャウォラマハウィハーンと長いので(笑)、ガイドブックなどではワット ラーチャボピットと省略されることが多いです。
1869年、ラマ5世によって建立された第一級王室寺院。
(ラマ5世は、現在のタイで最高峰である大学の名前の由来にもなったチュラロンコン王のこと)
※第一級のどの格付けに当たるのかは、分かり次第追記したいと思います。
20年の年月をかけて完成されたとの事ですが、この寺院、装飾美が溢れています。
外壁には中国製タイル、窓には象嵌細工が施された本堂、内装にシャンデリアが吊り下げられていて、ラマ5世好みの洋風に仕上げられているそうです。これは、フランスのベルサイユ宮殿の影響を受けたとも云われているそう。
訪問した時はお道内で僧侶の方が信者の方に説法をされていて、お堂には入れませんでした。
ゴージャスなお堂です。
ピンク色の内装のお堂もあるそうなんですが、私が伺った時にはお目にかかれませんでした。
惚れ惚れします。
2019年に改装工事をしていたそうで、とってもピカピカで綺麗です。
壁や床の掃除をしている方が数人いらっしゃいました。
この仏塔はスリランカスタイルで、中には仏像が置かれているそうです。
タイの伝統衣装を着て、写真撮影をしているタイ人女性も何人かいらっしゃいましたが、平日だからか混雑もしておらず、とても静かに拝観できました。
ここの装飾は本当に美しいし、こじんまりしているのでまた見に行きたいです。
訪問後に知ったので写真がないんですが、寺院の西端にあるお墓は王族のもので、ラマ5世も含まれているそうです。
プミポン前国王のご遺灰(ご遺骨?)もそのお墓に安置されてるのかなぁ?(確実な情報は見当たらず)
ワット ラーチャボピット (Wat Rachabophit)
所在地:2 ถนน เฟื่องนคร แขวง วัดราชบพิธ Phra Nakhon, Bangkok 10200
拝観時間:毎日8:00~17:00 (※地球の歩き方'19~'20から引用)
※Google map上の拝観時間は、「毎日6:00~18:00」と記載されています。
拝観料:無料
この周辺にあるお店についても、また記事にしたいと思います。
それでは^^
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