きままにバンコク

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タイ・バンコクにおけるコロナウイルスによる影響

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世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス

いつになったらマスクなしで外出できるのか(昨年末からPM2.5の影響でマスク着用しています)、いつになったら普通の外出ができるのか、気が滅入る日もありましたが、今は前向きに過ごせるようになってきたと思います。

 

 

バンコクの今

私の住むバンコクでは、現在 緊急事態宣言の下、セミロックダウン中です。

 

詳細としては、外出に関しては、夜間22~4時までは外出禁止令が出ており、その他の時間帯でも不要不急の外出は控えるようには通達されています。特別な理由がない限り、隣接する県をまたぐことも控えるように言われています(県境に検問を設置)。

お店は、生活必需品店(スーパー、コンビニ、薬局、病院、銀行など)以外は閉鎖命令が出されています。飲食店は、テイクアウトまたはデリバリーなら営業可能です。

学校関係は、期限未定の休校・休園のようですね。一部の学校は、オンライン授業を行っているようです。

4月13日時点、タイ全土でアルコール飲料の販売が禁止となりました(人が集合するのを防ぐ為)。※禁止期間は、県により異なります。

 

消毒液は供給が追いつき、どこでも手に入ります。マスクは使い捨てはあまり見かけませんが、布マスクはよく販売されているのを見ます。あのナラヤも布マスクを販売開始しました。

 

タイにおける感染者の傾向

タイのCOVID-19感染者数については、タイ語の勉強不足で分母の検査数が分かりかねるのですが、分子である陽性反応の人数は減少傾向です。

 

タイでは毎日12:30ごろ、COVID-19について公式発表が放映されます。

公式発表の様子です。※2020年4月13日時点

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新規症例数:28

累計症例数:2,579

累計治癒数:1,288(前日比+70)

累計死亡数:40(前日比+2)

 

約1か月間の推移です。

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 ↑グラフ内にある、青線は累計症例数。緑線は累計治癒数。赤線は新規症例数。

4月9日より連続で新規症例数が2桁になり、新規治癒数が新規症例数を上回っています。

緊急事態宣言から2週間経過してるので、お店の閉鎖令等が功を奏してるのかな、と素人目線で感じます。

 

これが本当の数字であれば、明るいニュースです。

 

私の近況

私自身はどうしているかというと、3月22日以降、飲食店での店内飲食が禁止となり、この日を境に私は友達と会うのを自粛しています。それ以前も、なるべく人が多い場所は避けるように心掛けていました(治安悪化で引ったくりにビビっていた為)。

現在は、食料調達以外は家から出ずに過ごしています。週に1度スーパーへ行きますが、ほんとーに人や車の数が減っているので、タイ人や在住外国人も同様だと思います。

余談ですが、夫の会社のタイ人スタッフの方や周りで聞く話でも、タイ人は日本人よりもCOVID-19の恐れ具合が高いみたいです。

 

基本的に、どこのスーパーもマスクを着用していないと入店できません。マスクだけではなくその他の点でも、お客さんもお店側もみな、ちゃんと対策をしています。

例えば、スーパーの入り口で検温、消毒液を手に塗布、レジでお会計の際もモノを置くレーン等触れる場所と買い物かごを、一回一回消毒してくれます。お会計待ちの際は、ソーシャルディスタンシングを置くなど。

最近では、お客さん、店員さんも手袋をはめていたり、フェイスシールドをしている人も良く見かけます。

ガスマスクしてる人もいたりして、初見のインパクトはありますが不思議とそんなに違和感はないです(笑)

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バンコクと比べるのはナンセンスかもしれないけど、

まだまだ外出している日本の様子を見てると、色々と心配に思います。

今は本当に外出しないのが一番。

日本も早く落ち着くことを願います。。

 

 

時系列でみる:バンコクにおける影響

バンコクにおけるコロナウイルスの状況を、時系列で以下にまとめてみます。

ただし、素人の情報収集による、ざっくりとしたまとめです。

※2020年4月13日時点

 

参考資料:大使館のメール、タイでのニュース記事。個人的な視点を通した巷の状況などは、青字で記しています。

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1月13日 WHOが、タイにおける新型コロナウイルスの輸入症例を初めて報告。感染者は、中国国籍の女性。1月8日に武漢市→スワンナプーム空港に到着し、発熱が見られた為、検査したところ陽性だった。

 

1月17日 タイ保健省は、タイで2人目の感染者を確認したと発表。1月13日に武漢市からタイを訪れた中国人女性(74)で、空港到着時に発熱があり、検査し陽性反応が出た。

 

1月24日 5人目の感染者を確認。

 

1月26日 8人目の感染者を確認

 

1月27日 フジスーパーで携帯用アルコール消毒液を購入。マスクも普通に置いてありました。

 

1月29日 アルコール消毒液が街からほぼ見かけなくなった。マスクも常時販売棚にはないが、入荷するとすぐに売り切れる状況だった。

 

2月10日前後 アルコール消毒液は供給が追い付いてきた様子。以降、入荷してすぐに売り切れても数日後には入荷してくる感じ。

 

2月17日 タイ保健省は新型コロナウイルス(以下、COVID-19)に関し、検疫強化対象国に、従来の中国、香港、マカオ、台湾に、日本シンガポールを新たに追加することを決定。

上記対象国からの入国者及び、過去14日以内に滞在した渡航者に対して、空港での検疫が強化されます。具体的には、体温37.5°以上あり、かつ症状がある方は、国内の病院において検査を受けるべき。

⇒日本からの出張者の方によると、検疫検査はザルだったようで、、サーモグラフィのカメラ2台のみ置かれていて、検査官がそれをチェックしているだけとの事でした。

 

2月23日 タイ保健省は、COVID-19に関し、中国,香港,マカオ,台湾,日本,シンガポール及び韓国といった感染例が多く見られる地域からタイへ入国した場合,少なくとも14日間は自己観察することにより,社会に責任を持って,以下の行動をするようにとの協力を呼びかけ
・人混みには行かないこと。
・公共交通機関の利用を避けること。
・他人と物品を共有しないこと。
・症状の有無に関わらず,毎日検温すること。
・疑わしい症状が見られる場合にはマスクをつけること。
・症状が悪化した場合には,すぐに医療機関にかかり渡航歴を報告すること。または保健省に相談すること。

あくまで協力を呼びかけているもの、出社や観光を一律に制限するものでもない。

 

2月27日 タイ保健省はCOVID-19に関して,感染例が多く見られる地域(以下「感染地域」現時点の対象地域:中国,香港,マカオ,台湾,韓国,日本,シンガポール,イタリア及びイラン)との間を出入国する方に,14日間の自宅等における症状の観察等の協力を要請する旨発表

 

2月下旬 タイでコロナ保険が人気に。例えば、SMKという会社。年間250Bで、感染発覚すぐに5万Bの保険金が下りる内容など。

⇒後に、重症化する可能性が低い事から、失業・生活困難者が加入後に保険金狙いで感染リスクの高いエリアに出向く&行動をとるようになったと問題に。→現在は、保険会社に支払い基準を厳格化するよう要請があり、内容改訂された様子。

 

3月初旬 韓国で 不法就労をしているタイ人、通称ピーノイ(小さな亡霊)が話題に

Bangkok postによると、韓国で不法労働しているタイ人は、約5万7千人います。韓国側が、不法就労を報告すれば再入国を許可し、自主的に帰国させるよう政策を打ち出したようで、今回 韓国におけるCOVID-19感染者の急増&景気悪化により、タイに逃げ戻ってくるピーノイが急増しました。3月7日時点で、既に約4千7百人がタイに帰国したそうです。彼らは民間機で勝手に帰ってきており、その中の数十人の感染が判明してタイ国内で野放しになっていた事が発覚し、SNS上で話題になっていました。

⇒後に、タイ入国の際に検疫&一定期間隔離する決まりになりました。

 

3月初旬 ムエタイクラスター感染が発覚。

 

3月17日 タイ政府は、今年のソンクラン(タイ旧正月 4/13-15)を延期することを決定

⇒連休で多くのタイ人がバンコクから地方へ帰省するので、感染拡大を防ぐため。

 

3月18日 タイ民間航空局より、航空会社がチェックイン時に審査するよう要請。日本含む感染が拡大している地域からタイへの入国者に対して、72時間以内に発行された新型コロナ非感染証明書と10万米ドル以上の健康保険証の確認を実施。

3月19日 上記内容を改訂発表

3月22日 感染拡大地域に関わらず、すべてのタイ入国者(タイ国籍の方は除く)に対して、72時間以内に発行された新型コロナ非感染証明書と10万米ドル以上の健康保険証の提示が必要となった

 

バンコク内の生活必需品を取り扱う、お店以外は閉鎖3月22日~4月12日まで実施。バンコクに隣接する5つの県もバンコク同様の措置を実施。(前日午後に発表)

当初、政府から何の補償案もなかった為、多くの失業者が物価の高いバンコクから、地方へ一斉に帰省する動きが出る。長距離バスターミナルや国境が大混雑する問題に。

→後に、政府から補償案が出る。月5千B(3か月間)を現金支給。収入や職種制限あり。

バンコク→日本のフライトが減便、運休が決定し、帯同家族が帰国するケースが増える。

 

3月23日 タイ国内全ての陸上国境(17県内18カ所)を原則閉鎖。

 

3月24日午後 タイ首相はタイ全土において、3月26日~緊急事態宣言を発令すると予告発表。詳細内容は後ほど発表と言われ、国民混乱。

 

3月25日午後 タイ政府は緊急事態宣言の内容を発表。国民にとっては、特に新しい規制などは追加されていないが、政府にとってはコロナ関係のフェイクニュースを流す者や規制に反抗する者を拘束、逮捕出来たりと権力強化となる。

 

3月26日 緊急事態令、発令。

労働許可証を持たない外国人は、タイへの入国禁止に

 

3月28日 指定施設の閉鎖期間を4月30日まで延長することを決定。

 

4月1日 バンコク都は、コンビニや屋台など0:00AM~5:00AMは閉鎖を決定

  

4月3日 タイ政府は、全土における外出制限令を発出(前日午後に発表)。10PM~4AMの不必要な外出は禁止違反者は4万B以下の罰金又は最長2年の懲役。

 

4月4日 タイへ入国する飛行機の飛行を一時禁止(一部例外あり)。即時、4月6日まで発令。

 

4月6日 タイへ入国する飛行機の飛行を禁止措置を、4月18日まで延長すると発表。

 

4月10日 バンコク都は、4月20日までアルコール飲料の販売禁止に(前日午後に発表で、酒を求める人でスーパー混雑)。プーケットはロックダウンに。

 

4月12日 祝日のはずだった4月13日~15日期間(ソンクラン)中は、タイ全土でアルコール飲料の販売を禁止に。※今年のソンクランは無期限延期。

 

 

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